沖縄の大きな行事「お盆」

こんにちは、HIRAKAWAです。

お盆は、全国的行事の一つですね。しかし、我が家系のウークイやウンケー(東京では、迎え火と送り火)は、かなり迫力あります。

また、沖縄は旧盆で行いお盆中は、各地でエイサーが観れます。

eisa002-comp

特に県内のカレンダーには、旧暦が必ず入っています。最近は新暦でお盆を行う家庭もあり、2通りのお盆がある本当に不思議な南国です。

=======

その南国沖縄へお嫁さんに来た群馬出身の体験記が面白いので、引用しました。

「旧盆ビックリ体験記」

沖縄のお盆は内地のお盆とまったく別物!!

まずは簡単な自己紹介。
私は群馬出身のナイチャー。沖縄の女性と結婚して沖縄で生活している。そしてこれまで沖縄の文化、習慣には驚き続けてきたのだが、なんと言っても「沖縄の旧盆」を体験したショックはまちがいなく「ナンバーワン」!。さあその超ド級のビックリ体験記を紹介しよう。

お盆は次のスケジュールで進行する。

  • 旧暦7月13日 : ウンケー
    • お墓に行き、先祖をあの世からお迎えして、家まで連れてくる。
  • 旧暦7月14日 : ナカヌヒー
    • お中元を持ち、親戚を一軒々々回って歩く。
  • 旧暦7月15日 : ウークイ
    • 先祖をあの世にお送りする。お盆の中で一番大切な日。

旧暦を重要視する沖縄だが、さすがに正月だけは本島南部の糸満市など一部を除いてカレンダー通り1月1日に祝うようになってきた。しかし、お盆については絶対に妥協しない。どこの家庭でも旧暦でやるのだ。都会で暮らす人や内地で働いている人、それぞれの家族が故郷の沖縄に帰ってくる。

帰省ラッシュを想像してほしい。あの現象が狭い沖縄で繰り広げられるのだ。また本島・離島間の移動は飛行機か船便になるので、旧盆の期間中、どの便も満席状態。さらに鉄道のない沖縄では、親戚回りはすべて自動車を使用する為、どの道路でも大渋滞を引き起こす。内地から訪れた観光客にはなんでもない普通の日でも旧盆を甘くみると痛い目にあうので注意しよう。

ナイチャーの感覚で言うと「お盆」イコール「夏休み」となるので、大渋滞で身動きの取れない場所を選んで親戚なんか回らなくても、近くのリゾートでゆっくりすればいいのに。とつい思ってしまう。しかしッ!。沖縄のお盆は夏休みなんかではないッ!。1年に1度の大切な行事なのだ。しかも忙しい。ナカヌヒーの親戚回りも、タイムスケジュールをたてて予定通りに消化しないと回りきれないのである。

旧盆の期間中は各地域の青年会が地域をくまなく回ってエイサーを披露する。私がはじめてエイサーを見たのは、突然自分の家の前で三線、太鼓の音が鳴り響きエイサーが始まった時だ。当り前のように、普通に始まるところがスゴイッ。総勢50人以上はいただろうか、全身に鳥肌がたったことを思い出す。ところで、このエイサーがねり歩く事を「道ジュネー」と言い、力強い太鼓と三線、軽快なハヤシで先祖の霊を供養する民俗芸能文化である。そして他地域の青年会の「道ジュネー」が行き合うと、それぞれの演舞を競い合う「ガーエー」が始まる。圧巻だ。

 

旧盆で一番大切な行事がウークイである。
仕事の関係でウンケーやナカヌヒーができなかった親戚も、この日だけは本家の仏壇の前に集まる。ウークイとは先祖をあの世に送る行事だが、なるべく長く先祖に留まって居てほしいと言う願いから、霊を送り出すセレモニーは日付の替わる直前、つまり午前0時前に行なわれる。

集まったそれぞれの人が線香をあげるのだが、その線香がかわっている。6本がひとつにくっついた「ヒラウコー※1」という平べったい線香と、手に持つ下の部分が細い竹でできている花火のような形の長い線香の2種類あるが、どちらも台湾で見た記憶がある。
※1:ヒラウコー →→→ 「沖縄のお線香」にジャンプします

そして、いよいよあの世に送るセレモニーになるのだが、カニバーキという容器を用意して、皆のあげた線香と仏壇にお供えした料理、お花を入れていく。この容器に入れたものをあの世に持って行かせる、という意味をもっているのだ。このカニバーキという容器は金属性の洗面器のような形をしていて、お盆前はスーパーなどで売っている。

さらにカニバーキの中でウチカビを焼く。ウチカビとはあの世で使う「お金」のことで、やはり台湾で同じものを見た事がある。柔らかい紙でできていて大量のウチカビを焼くのだが、この時ばかりはさすがに驚いた。焼きながらウチカビに泡盛をかけると、かける度に青白い炎がスーッと燃え上がるのだ。相当強い度数の泡盛をかけているのだろうか、厳かに泡盛をかける様とスーとあがる青白い炎のコントラストはある種厳粛な幻想の世界に周りを引きずり込んでいく。

もっとビックリした事は、ウチカビを焼く時にけっこう炎があがって「焚き火状態」になる事である。火の粉だって飛ぶし、家の中で焚き火なんかして大丈夫だろうかと相当心配した。

最後にいろいろな想いの詰まったカニバーキとサトウキビを持って、家の外に出て行き先祖をあの世に送り出す。ふと、まわりを見渡すと暗い夜道に同じようなウークイのカニバーキとサトウキビを持った集団があちこちに出て居て、妙な気分になってきた事は言うまでもない。

人生最大級のカルチャーショックであった。

0814-3

引用先:http://www.tai-ga.co.jp/johositu/minijoho/bunkashukan/kyuubon1.html

コメントは受け付けていません。

サイト管理

このページの先頭へ